これまでのベスト盤とは大幅に毛色を変えた商品になっている。ライナーは写真を多用した凝ったデザインで、ブックレット奥付のタイポグラフィーをソファーに見立てて朱里エイコがそこにもたれているデザインが特に秀逸。この翌年に出た「ワーナー・イヤーズ 1971-1979」も、概ねこのCDと同じデザインで商品化された。
更に新たに7曲もデジタル・リマスターされ、盤面はピクチャ・レーベルになっているなど、今までにない気合の入り方だ。(タイトル右に※印のついているものが新規デジタルリマスター曲。)
どうでもいいことだが、「中井正広のブラックバラエティ」のような題字は、朱里エイコのワーナー在籍時よりもうちょっと前の時代と言う感覚があるのだが……気のせいだろうか。
それにしても、収録時間の都合かプロデューサーの好みか、「恋の衝撃」のハブられっぷりが見事である。
この音源について。
このCDは国会図書館に所蔵されていませんが、ワーナーミュージック・ダイレクトやAmazonなどから新品を入手することができます。(年現在)