1974年11月25日にアルバム「JUMPING FLASH」と同時に発売されたもので、「JUMPING FLASH」と同程度の内容になっている。
LP版と違うのは、大幅に曲数がカットされている点と、「見捨てられた子のように」と「二時から四時の昼下り」が入っている点。
ちなみに、筒美京平が音楽を担当した「二時から四時の昼下り」は、レコードで発売された朱里エイコのどのアルバムにも収録されていない。
アポロンから発売されたカセット企画のベストでは、この他2作品に収録されている「二時から四時の昼下り」だが、円盤メディアでは2005年に発売されたベスト盤に収録されるまで一度も日の目を見ていない。
同じデザインのパッケージ
「朱里エイコ ベスト24」と同じく特徴的な箔押し装飾が施されている。アポロンから発売された同時期のベスト物に同じデザインの商品が多く見られる。この頃までのアポロン製品では、同じ装飾部分でも8トラは箔押し、カセットテープは同系色の印刷という法則があるようだ。
ところで、この時期にカセットと8トラの売り上げが逆転したのだろうか、型番の割り振りがカセットテープのほうが先になっている。それに伴って、8トラの目録掲載は冊子の後半部分に当てられるようになった。
収録曲順について。
8トラ版の収録構成は色分けで順に1ch・2ch・3ch・4ch、カセットテープ版は片面それぞれ8曲(黄色+オレンジ色)とご判断下さい。